一月 四日、水曜日の話 [◆]異物感で泣きまくり
本日、妹がコンタクトレンズの事でお母さんと出かけるというので、僕もついていくことにしました。向かうはコンタクトレンズ屋と眼科がくっついたところで、安心してコンタクトレンズが選べるらしい。 受付を済ませて呼ばれるのを待ち、まずは視力を計りました。裸眼の視力はいくらなのか気になりましたが教えてくれませんでした。で、眼科検診を受けていよいよコンタクトをはめてみたのですが……これがものすごい異物感で目が痛いし目蓋も痛い。自動的に涙がぼろぼろ出てきて目を開けてられない。それでも指示どおりに顔は正面目は足元で慣れるのを待っていました。しかし、ある程度までは慣れるんですが、コンタクトレンズが黒目の上を滑って移動して目蓋に当たるのが辛い。てか、鏡の前に行くまでコンタクトが目の上を滑るものだなんて知りませんでした。ちなみに入れていたのはハードコンタクトです。ソフトだと目の呼吸の関係上居眠りできないと言われていたので。講義中とか眠るから。確実に(ぇ 涙をハンカチで拭きとりつつ、自分の近眼について思いをはせていました。 近眼とは何か目に異常が出たのではなく、近くにあるものしか見ないという環境に適応した結果だと言います。どうして近眼になってしまうのか、その原因、治療法については正確な物はないらしく、レンズで誤魔化すのが精一杯。レーザーで水晶体を削る方法も発明されていますが、荒っぽい。それはさておいて、適応って言うには近眼になりすぎていると思う。僕はパソコンを使う。主に近眼になったのは小学校の頃にテレビゲームをやりすぎたからだと思うが、余計に拍車がかかっている。パソコンを使うにしても眼鏡がないと使えない状態だ。環境への適応ならば、パソコンの画面は裸眼で見えてくれないと困る。 おそらく、原因は眼鏡にある。眼鏡をつけた状態でさらに近くにあるものを見ようとすれば、裸眼の方がそれに合わせようとするせいだ。眼鏡を通した視界に合わせようとすれば、裸眼自体の視力はさらに悪化するだろう。 と、いうように、筋の通ってるんだか通ってないんだかよく分からない事を考えつつ、コンタクトレンズが嫌になり始めてました。これなら近眼の裸眼でいたほうがよっぽどマシです。コンタクトにするのは一重に見栄えのためなので、裸眼でいいというなら裸眼でいいはずです。見えにくいけれど。 何よりもコンタクトでまずいと思われるのが、コンタクトの異物感と痛さに耐えかねて、いくつかの表情が制限されることです。慣れれば問題ないのかも知れませんが、今の所痛い。涙が止まりません。つーか、涙で霞んで視力検査のランドルト環(検査で使うCのマークの事)が見えないー。視力以前の問題じゃないか。 こうなると裸眼での視力回復を切に望みます。くっそー、中学校の頃に行っていた視力回復センターに真面目に行かなかったのが悔やまれる。まあ、あれ役に立ってたのかなと言えば限りなく怪しいけれど。要するに目標物を近くから見て行って徐々に離していくっていう訓練だったし。 とにかく、コンタクトレンズのお陰で裸眼の視力回復に目覚めました。いやまじで。裸眼の視力が上がればコンタクトレンズしなくてもいいんでしょ? な、なっ、なっ!?(必死) 環境への適応だというなら、裸眼で過ごせばいくらかは視力は回復するはずです。それに望みをかけて、とりあえず、裸眼で過ごす時間を延ばしたいと思います。 ところで、一ヶ月のおためしということでハードコンタクトレンズを借りてきてるんですが、これどうしようかな……裸眼の視力回復に務めている間はむしろ邪魔物だし。ちなみに、ソフトコンタクトにすればーという意見は居眠りできないのと外すのがハードよりも面倒という事で断らせていただきます。レンズのはめ方、外し方の練習で看護婦さんの一人目が音を上げたというぐらい下手だったんですよ……いやー、目に異物を入れるのが慣れなくて。外すのも大変で。二人目の人が実演しつつやってくれたので取り付けられるようになり、外せるようになりましたけれども。 ……帰りに食べたカレー中華そばはおいしかったなー。 [◆]古畑任三郎
今、テレビで推理系ドラマの「古畑任三郎」を三日連続スペシャルでやってるんですが、これがなかなか面白い。もとより古畑任三郎のドラマは好きで、よく見てます。いやー、かっこいいですのぅ。かっこいいし面白い。古畑さんのあのすっとぼけた態度が好きです。 まぁそれはともかく、昨日のも面白かったが今夜のも楽しみです。古畑任三郎シリーズのスペシャル版はタイムリーな有名人が出演する事があります。去年は芸能界のスマップでした。今年は野球のイチローでしょ。いやー、面白いなーと思います。個人的にはタモリさんとかが出たらどうなるんだろうなーと思いつつ。 とりあえず、期待どころですね。 (鑑賞中) イチロー、以外と演技うまかったなぁ。一部ギリギリなところあったけれど。まあいいや、なかなか面白かった! 今回は設定の裏話も出てきたりして良かったと思う。ああいう、ドラマから抜け出たような演出が実に面白いんだろうなと思う。あれは人気出るだろう。やり方が面白い。 古畑任三郎は推理ドラマのようで推理ドラマではない。このドラマは全て、観察眼によるものである。どれだけ細かく小さい情報に気がつくかに全てかかっている。これはある程度視聴者にも解放的であり、シリーズを通してみている人はその情報を見つけ出せるかどうかに挑戦を感じるだろう。どういう情報に気がつくか、古畑任三郎と勝負しているようなものだ。 犯人はすでに判っており、どういう手口で人が殺されたかも視聴者にはあらかじめばらされている。その中で、どういう情報を見つけられたら犯人の犯行を立証できるのか。こうした形のドラマだからこそ作りだせる競争心。面白いじゃないの。 明日も期待です。 |
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