一月 一日、日曜日の話
ザ・初詣

 そういや、ぜんがー殿と一緒に京都の神社に行くことになっていたのだが、どうなったのかな? 連絡求む。

[◆]くじ引きで大吉を引いた……のだが

 新年、明けましておめでとうございます。年賀状は昨日出したので四日ぐらいお待ちください(ぇ

 さて、本日は起きたら家族と共に初詣に行きました。まずは近くの小さな神社にお参り。妹はここで郵便局のアルバイトのために離脱。僕と父母は徒歩で京都西の松尾大社へと初詣に行きました。まあ三〇分か一時間ぐらいの行程です。

 毎年繰り返される愚行と言えば、松尾大社に車で行く事でしょう。車で松尾大社に行こうとしたが最後、松尾大社まで500メートル辺りで動けなくなります。山の手なので道が細く、しかも脇道からも車が合流しようとしてくるし、けれども松尾大社の駐車場は朝から満車状態で一向に入れません。一〇分に車半分程度進めます。前にも車後ろにも車、逃げたくても横道も初詣に行こうとする人の車で塞がっており、おそらく駐車場に入れるのは一時間半後。その横を颯爽と歩いていく徒歩の人を見るたびに悔しい思いをするでしょう。

 と、いうわけで、イライラしてる車の運転手を尻目に松尾大社に到着しました。松尾大社に押しかける人はすごい人数で、屋台の店主もせわしなく客を呼びこんでいます。後でどんぐり飴を買おう。

 さて……初詣と言えば、一部の人は欠かさずやっているらしい巫女さんチェックです。いや……ぜんがー殿は京都の初詣に行きたいというか京都の巫女さんを見たいというオーラの方が強かったので、一応報告です。

 松尾大社の初詣には多くの巫女さんがいます。おそらくはアルバイトでしょうが、その質はというと、僕の目から見て量産型の割合は少ない。松尾大社はそれなりの神社なのでおそらく、その辺が厳しいんだと思います。化粧は頬染めぐらいだろうか。美人の人も二、三人いたように思う。それ以上の事は僕の目では分かりません。巫女さん達は基本的に破魔矢やお守り、御神籤の販売などをしていたので、全身をくまなくチェックする事は困難です。人も多いですし。

 さて、それはともかくお賽銭を投げて金をならし、「とにかく一年生き延びられます様に、できれば五年ぐらい保証が欲しいです、欲を言えば百歳まで賢く逞しく生きたいんです」とか欲望丸出しの願掛けをして来ました。あと、サーバの永久無損壊稼動と代わりがいないぐらいの素晴らしい彼女が欲しいです、とか他人に話したらいろいろと意見がもらえそうな願い事をして来ました。百円じゃ聴いてくれないかなー。

 願掛けが終われば臨時の賽銭箱というか賽銭投げ置き場を観察。いつもは小さな賽銭箱があるところに白い布が敷かれ、その回りを小高い塀で囲って作った臨時賽銭場。中を覗けば大量の小銭、おそらくはお札の入っているだろうと思われる封筒、A4クラフト紙? 手袋? おいおい、あれ一円玉貯金の産物じゃないのか? 一円玉の詰まった瓶は賽銭として適切なのだろうか……いや、お金には違いないからいいんだろうけれど……。

 で、その後、おみくじを引いてみました。十二番……大吉。「神といひ上(かみ)といへるもひとつにて 神と上の法にそむくな」……やべ、これ、守りたくないので大凶かもしれん。

 と、その向こうの受付では恋占いなるものがあったんですよ。それでそっちの受付に回って「おみくじを引かせてください」と言ったら渡されたのは恋御籤じゃなくて普通の御神籤。……なんか、わざわざ取り替えてもらうのもなんなので、もう一回引きました。

 出たのは、十二番。二回連続でか。そーいえば、去年の籤も十二番だったような気がする……。十二番に好かれているのか、十二番が沢山入っているのかどっちだろう。かとなく後者っぽいが。もしくは、単に運がいいのかもしれないが。まあ、僕は基本的に「人知を尽くして天命を待つ」って感じなので、運については当てにしてません。当てにするようなものでもないだろうし。

 でー、肝心の恋御籤なのだが。恋専門なのになんで普通の御籤よりも百円高いんだ。箱に手を突っ込んで好きなものを一つ取るタイプなのもありがたみが薄い。結果は……中吉。「夜の電車のホームを走り泣きながら告げた 別れよ今なお恋し」

 一瞬明治時代が浮かんだんですが。

 つーか、内容を読むと神様と関連なさそうな事ばっかりです。「血液型はA型もしくはO型いずれもよい」って、神様は血液型占いなんかするのか? 僕は個人的にB型の人がいいんですがー。すぼらすぼらとよく言われてるB型ですが、たのしー人が多いように思うわけですよ。つーか、A型でもずぼらでいい加減な奴はいるわけで。うちの妹がそうです。

 どんぐり飴は一個三十円と、大学近くのデパート地下で買うよりも十円高いのでやめにしました。味の種類もそんなになかったしな……。

[◆]容量を気にしなくてもいいけれど、今度は転送量が……

 自宅サーバの導入でとりあえず容量は気にしなくても良くなったんですけれど、そうすると今度は転送量が問題になってきます。転送量はこちら側だけの話では済まず、サーバにくる人の環境に大きく左右されます。ラグナロク・オンラインのようなオンラインゲームをしている人の環境ならば1MBや2MBバイトのファイルを置いておいても特に問題はないでしょう。しかし、今でもなお電話回線でやっている人はいるわけで、そうした人達には30KB以上のファイルは酷です。僕も電話回線の時代がありましたからね……ヤフーとかファイルが多すぎて泣けるんですよ。よって、とても軽いグーグルが検索のスタンダードだったわけです。

 つーわけで、こった装飾はできないなと思いつつ、シンプルなページを目指していきます。今年元旦の抱負でした。