十二月一八日、日曜日の話
オンラインゲームをしなくなって三週間

 サーバはもう少しな感じ。

[◆]オンラインゲームをしなくなって

 サーバ構築のためにオンラインゲームをしなくなって三週間。オンラインゲームが面白くなかったとは言わないが、オンラインゲームが出来ない如き、どうということもなく、むしろ解放感があっていいような気がする。オンラインゲームは自由な世界にはなりはしない。現実の方がよっぽど自由で楽しい。だから、息抜き程度にオンラインゲームで遊ぶのが正しいスタイルなのだろう。つーかね、二千円程度で手に入る普通の同人ゲームの方が面白いのですが。

 こうして長時間離れてみると、オンラインゲームにはまるとはどういうことなのか、考える事が出来る。ふむ、今の状況から鑑みてみると、他にやることがなかったというのがしっくり来そうだ。他にやりたい事があるなら、真っ先に切り捨てられる、それがオンラインゲームの立場だろう。いや、違うな。真っ先に切り捨てられるというならば、普通のゲームも同様だ。つまり、オンラインゲームはどのようにしてもゲームなのである。それを越えたものはプレイヤーが見た幻想に過ぎない。

 ギルドという組織を構築する事が出来る。それはプレイヤー同士のつながりを強固にするものであり、ギルド同士の戦いなどでゲームの目標を設定するにはいいものだ。しかし、この繋がりは現実以上の拘束力となる。オンラインゲームは確かに複数の人間がプレイしている上で構築されている。同時にログインしていなければ繋がりに意味がない世界なので、そうした拘束力に引きずられている人は多いのではないだろうか。

 そうした事が見えてきている以上、今までどおりにプレイする事は出来はすまい。とりあえず、僕のギルドはプレイスタイルよりもメンバーの現実的健康を守る規律にしよう。おそらく、相当ゲームをする上では厳しく不快なものになる可能性がある。僕ほどさっぱりした考えを持てる人も少ないだろう。空中分解の危険性は非常に大きい。

 ま、僕が司令である以上、文句は言わせんがね。(^▽^) ハッハッハ

[◆]ドメインだけじゃ駄目?

 色々と調べて回ったのであるが、どうやら名前.comで取ったドメインはそれだけでは使えず、さらにダイナミックDNSのサービスを利用しなければならないらしい。名前.comで利用できるダイナミックDNSでは月々二百円支払わなくてはならない。しかも、支払方法はクレジットのみである。親のクレジットを借りないといけないじゃないか!(`∀´;)

 ちなみに、ドメイン登録そのもののDNSサーバの使用方法によれば、自宅サーバを利用する人は独自にDNSサーバを立てろと書いてあった。こっちは非固定IPアドレスなので、DNSなんか立てても孤立するだけである。固定IP……通称ISPサービスは付きに四千円ぐらいかかりますしねぇ。ドメイン登録した時に一緒にサービスに付けてくれよDNSサーバ利用権ぐらい。ケチだ。

 とりあえず、ほぼサーバ本体の方の設定は終わっているため、この手続きで外部から接続できるようになるのであれば、サーバ構築は完了したと言えるだろう。とりあえず、ローカルでちゃんとページが動くかどうかを確認しよう……。

■第一段階 自作パソコンの道
 ・資金準備
 ・購入パーツ決定
 ・パーツ購入
 ・搬入
 ・組み立て
 ・起動確認
 ・BIOS設定
  >RAID機能の設定
 ・OSインストール
  >カーネルの外部アップデート(USBメモリ使用)

■第二段階 Linuxの道
 ・インターネット接続の確保
 ・基本パッケージ(ソフトウェア)のインストール
 ・アップデート
 ・ファイアーウォールの設定
 ・アンチウィルスソフトの購入、インストール

■第三段階 サーバの道
 ・サーバプログラムのインストール、設定
  >SSHサーバ
  >FTPサーバ
  >メールサーバ
  >webサーバ
 ・ローカルネットワークに置けるサーバ機能の確認
 ・外部接続のための手続き ←[現在、ここ]
  >ドメイン取得
  >ルーターの設定
  >ダイナミックDNSサービスの利用申請
 ・テストサーバ公開
  >ウェブページ公開のための説明書づくり
  >規約作り
 ・正式公開