十二月 二日、金曜日の話
とにかく健康管理をしなくては

 一日の生活規則を何とかしないと、まともに頭が動かん。

[◆]シャッフル〜

 いや〜、昨日の晩のシャッフルのアニメを録画したビデオを見たけれど、なかなかの奈落のそこっぷりですね。楓ちゃんの目がやばいっす。てか、前回分を見逃したので半分ぐらい情報を取りこぼしてる予感。楓ちゃんが切れたところとかあったらしいが。

 以下、ネタバレと僕の所感をば。

 いやー、いくらなんでも凛の奴が鈍感すぎる。楓ちゃんにずっと生活の面倒を見てもらっていた、つまりは身近にいすぎたせいか、楓ちゃんをないがしろにしすぎた。そこに他四名の女の事の争奪戦の渦中である。女の子一人一人に気を回せなくなるであろう事は予測できる範疇だ。まぁ、一夫多妻制が普通になってないこの話の中では、いずれは切り捨てられる女の子が出てくるわけで、それはどうしようもない。

 ただし、丸い卵も切り方で四角になるのである。今回は凛の未来予測能力の低さが仇となったな。別にどの子と付き合うかにおいて悩むのは構わない。しかし、それならそれでそれぞれの女の子を見て行かなければ。まぁ、問題を突っ込めば楓ちゃんにも多分に問題がある。

 視聴者やゲームをプレイした人は楓ちゃんが凛の恋人になる可能性がある事を知っている。しかし、内容的に見れば凛は楓ちゃんを恋人候補としては見ていない。この事が今回の楓ちゃんの暴走に繋がったと思われる。楓ちゃんは自分の心を殺しているので、まあ今回それが表に出てきたのだろう。じゃなきゃ、裸で男に迫るかっていうの。

 楓ちゃんは一度も、他の女の子の様に凛に恋人候補宣言をしていない。これの理由には、楓ちゃんが自分の幸せを殺して凛の幸せを上に考えているせいだろうと推測される。ものすごく消極的であり、凛への甘えが強すぎる。「他の人が好きでも、この家にいてくれればいい」なんていう願望は甘えの塊以外の何者でもなく、普通はそんな事は起こり得ない。恋愛界の常識では、恋人同時が一緒に住むのが通例である。

 さあ雨に打たれて一晩考えた凛君。楓の家を出ていくという選択は多少の傷を残すものの、なかなかいい選択だと思う。楓の元を離れれば、楓を一人の女の子として認識できるようになるだろう。ただし、やはりここでも丸い卵の話が出てくる。うまく楓を説得できなければまじで楓ちゃんはよくて引き篭もり、悪くて自殺だ。自分の存在理由は凛の生活の面倒を見る事だ、と思ってる節があるので。節どころじゃないかもしれないが。

 今回のところでは、凛の自立はもちろん、楓の自立も両立させないといけない。一般的に考えて、ものすごく難しい。凛君の男っぷりに期待するとしよう。

 ところで、楓の家に凛がいなくなると、プリムラはどうするのかねー? そこも気になるところだ。

 以上、所感とネタバレでした。

 ところで、シャッフルのアニメはアニメとしても面白いと思う。ただし、原作を知らないので、原作を知っている人がどう思っているのかについては興味がある。まあ、原作って言ったらエロゲーであり、選択肢次第でどの女の子とも恋人になれる。しかも、エロゲーは基本的に女の子による主人公の奪い合いというのは発生しない。なぜかというと、一人の女の子のルートに入ると他の女の子がまるで存在しないかのように扱われるためで。まさしく空気。一緒の家に住んでいる女の子ですら出てこなくなる。そういう世界観なものだから、小説をアニメ化した物と比べると根本的に違うのかもしれないが。どーなんですかっ、○レアノさん!?

 シャッフルを見終わった後に、ふとシャナのアニメの事が思い浮かんだのだが……あのひどさはもしかしたら戦略なのかもしれない。アニメのひどさは原作を知っている人なら大抵判ると思う。まー、そりゃアニメには三〇分、各週で半年しか続けられないという制限はあるのだが。

 原作を知っている人がアニメを見る→ネットで騒ぐ→アニメを見た原作を知らない人が原作を買う→メディアワークスうまー とか。そう思えるぐらい、アニメはひどい。原作を読んだならあんな風になるもんかね……とアニメ脚本家を信じたいところだが。

[◆]RO手記の緊急措置について

 RO手記は生物ゆえ、鮮度が命であるにもかかわらずものすごく停滞している。これはRO手記の更新体制に問題がある事を如実に削りだしていた。つまり、クォリティを追求すれば短時間では無理になるのである。更新がストップした直接の原因は大学試験の到来であった。僕も試験前には試験対策しなければいけない不器用な人間なので、勉強しなくてはならない。優先順位は純然として存在する。

 でー、RO手記の更新を早めるにはどうしたらいいか。単純に更新を早めたいなら、クォリティを下げればいい。クォリティの高さが問題になっているのだし。

 だからそうした。m9( ゚Д゚)ドーン

 RO手記が面白いと言ってくれている人に対してクォリティを下げるのは問題行為である。しかし、そうでもしないと早められない。

 まあ、現状のRO手記はクォリティを下げても問題ないと判断した。なぜならば、更新更新度に同じ話題しか取り扱っていないからだ。短期期間、つまり1dayチケットによるログインは、その理由が隔週のイベントのためのものであり、イベント以外に用事がほぼない。てか、隔週にしている時点でそもそもROしている時間がないのである。結構無理していることも多い。最近はギルドの二次会話取り止めようと考えている。零時までには床に付ける用意ができるようにしておかなくては。健康管理である。

 まあ、とりあえずどんどんと更新して行く所存である。ちゃんとしたネタがある時は高クォリティで行きます。(´▽`*)

 ……ただし、一つ問題がありまして。どうも、もうすぐウェブページの容量が無くなるっぽいのである。現在、使用領域 58.9 MB 92 %、空き領域 4.8 MB 8 %。過去ログを引き上げないとまずいかも。そうなる前に自前のサーバを立てたいのだが……。(・ε・)ムー

[◆]

 自由にあこがれる。自由は何でも望む通りにできる。とても素晴らしいことだ。
 しかし、半数以上の存在にとって、自由とは毒以外の何者でもない。
 自由は命を殺す。自由はいつでも牙を向く。
 生き延びられるのは自由に牙がある事を知っている者だけだ。
 ああ自由、自由、自由だ。どこにでも行ける。何でもできる。
 さあ、毒はそこにある。
 さあ、どこに行くの? さあ、何をするの? さあ、あなたには何ができるの?
 その程度の問いに答えられないようなら、あなたは自由に殺されるだろう。
 自分の意思を持ち、自分の体で自由に立ち向かわない限り。