十一月 六日、日曜日の話
学園祭に行く・その二

 今日は午前中から学園祭に行きました。

[◆]とりあえず、屋台はほぼ制覇

 本日はあいにくの雨でして、実際に学園祭にて屋台を出している知人に問い合わせて学園祭がやっているかどうかを聞き、望みの薄い返答が返ってきたのですが、まあ四日間やりきらなければ物資とか処理しきれないだろうと判断して本日も学園祭に行くことに。( ・ω・)ノ――――@クルクル

 大学に行くまでの時間は僕にとっては有意義な読書&睡眠の時間のために苦にならず、大学に来てみると屋台にはビニールの屋根を取り付けて普通にやっていたので、学園祭を楽しむことにしました。とりあえずは写真部の写真展を見に行くことにします。

 雨が降ったりやんだりしていました。雨が止んでいるときには外に出て焼きそばを食べ、雨が降っているときにはパソコンでインターネットをしていたりしました。今日のオンラインゲーム、組織イベントに間に合うかなぁ。

 とにかく食べ歩いていたので大きいイベントの方は見に行ってませんが、声を聞くに盛り上がっていたようです。ビンゴゲームやチアリーダー部によるパフォーマンスなどをしていたようですが。そういえば、同じゼミの知人が走り回ってましたなぁ。所属部の関係か、忙しそうですな。確か部長さんでしたっけ。あとでその部の屋台に寄っとこう。

 ちょっと面白そうなのが占いの館で、どうやらその道の人を三人ほど呼んだようです。占いと言うと僕は興味があるほうですが、なんていうんですか、「恋の占い」とか堂々と銘打たれると参加するに参加できないじゃないですか。しかも人気があるようで人が並んでいたのですが、並んでいる人がみんな女性だと近寄れもしないじゃないですか! 占いに興味はありますが、これだとちょっと利用できないのでそそくさと退散。

 さて、外でワラビ餅……という名のきな粉餅蜂蜜付きを食べていると、必死だったのかフランクフルトの勧誘二人組に捕まりまして。ていうか座っている所に話しかけられたんですが。まあ、その店のフランクフルトは食べていなかったので頼むことにしたんですが、手にはきな粉大量の御餅がまだ残ってまして、両方とも動けなくなったんですよ。話しかける相手は選ぶべきだなと話しかけられた側として考えていたんですが。

 ただ待たせるのも悪いのでいろいろとコミュニケーションを試みてみました。「君たちの屋台はどの部がやっているの?」から始まって「軽音部だと部室はあそこだよね。防音とかはどうなってるの?」という話までしてました。どうにも会話が苦手なのか、二人ともそんなに会話はしてくれませんでしたが、まあ間は持ったかなと。

 ただ、御餅を食べ終わって立ち上がったときにお餅のスチロール製のお皿からきな粉がざばっと落ちたのが……下には僕のカバンがあって、黒いカバンが黄色くなったりもしましたがそれはさておき。フランクフルトもいただいて、その後に豚汁を飲んで家に帰ることにしました。オンラインゲームの組織イベントには遅刻しそうです。

[◆]一つの時代の終わり

 話はオンラインゲームの話になるんですが、本日、僕をオンラインゲームに引き込んだ張本人がオンラインゲームをやめることになりまして。一年前に僕をゲームに引き込んだときとはもはやかけらも無く気力ナッシングでした。確かに、現在のオンラインゲームは一年前と比べるとかなり悪化しています。僕から見てそんなに換わっているようには見えないのですが、引退者・ぜんがー殿から見れば落胆せざるを得ない環境になったようです。

 彼はオンラインゲームにおける僕の師匠のようなもので、困ったことがあれば彼に相談するといいだろうというような存在でした。その人がいなくなった今、僕にとっては一つの時代が終わったと言っても過言ではなく、今後のオンラインゲームがどうなっていくのかは見所になるでしょう。

 まあ、僕としては人間の顔が見えているようで面白いんですが。環境の悪化は間違いなく管理会社に問題があり、またプレイヤー側にも問題があることは目に見えています。ゲーム内での誹謗中傷、ゲームが続けられないようにするための陰湿な工作、単なる嫌がらせ……。ゲーム内に警察が必要になるなんて、普通は考えられません。ゲームは単なる商品にしかすぎず、それはどのような人間であろうとも利用できる権利がある。それが嫌なら売るなという話で。また、その商品が気に入らないなら買うなという話で。

 嫌になったらやめてしまうのが普通です。それを忘れてはいけないと思いますね。つーか、忘れるって言うのがオンラインゲームのまずいところなんだろうなぁ。