九月二九日、木曜日の話
「時間がない」は言い訳にならない

 来週までにレポートできないと、ゼミから外されそうです。

[◆]頭死んでますので。

 昨日の産業心理学で「EQテスト(心の知能テスト計測試験)」なるものをやってみました。対自的能力が高く、対他的能力は低い。すいません、僕は他人よりも自分派です。で、特に自己洞察力と楽観性が高かったり。まあ、いろいろと斜めに見てますからね〜。

※テストの二問目、「自分の気持ちが解らなくなることがある」の得点配置について(身内ネタ)
 先生の話によると「これは“自分の気持ちが解らなくなる”ことを“認識できるかどうか”を聞いているのであり、それができるのであれば自己洞察が出来ていることになる」らしいです。つまり、どうも問題文と僕らの解釈の間に溝があったらしい。
 僕でも、自分の気持ちが不鮮明になることはあります。ぽけーとしている時もあります。しかし、僕はそれらをひっくるめて、自分の状態を認知していると感じているのであり、自分の気持ちが解らないわけではない、と思ったわけです。ゆえにこの問いには当てはまらないと思ったわけで。
 認識できるかどうかを聞いているのであれば、当てはまると応えていたでしょう。僕の結論としては、「問い方が悪い」です。

 それはともかく、今回も楽観性を発揮してゼミに行ったわけですが、論文を読んでないわ持ってくるの忘れるわで、先生は大変苦渋の表情。「二ヶ月もあったのに何やってんだ」とかなり厳しい声です。二ヶ月の前半は企業実習、後半は後始末と娯楽と準備に追われてましたと言っても、間違いなく先生は納得してくれません。つーか、先生も忙しいので納得するしないに関わらず早く出すもの出して欲しいんでしょうけれど。男子全員がレポート出せませんとか言ったら脱力するでしょうね。

 その後、先生はレジュメの書き方だとか単語の意味を調べるための術とかを説明し、講義を終えました。「来週までにレポート出せなかったら別のゼミに行ってもらうよ」とのことらしく。三回生の後半で放り出されると、本気で生ぬるい、出ても出なくてもいいようなゼミにしかいけないことは解りきっているので、がんばらないといけません。

 勝負は今日を含めた木、金、土、日。この四日間の間にレポートを形に出来ていないとかなり辛い目にあいます。ネットゲームなんかやってる暇はありません。ネットゲームをやると大切な睡眠の時間も危ぶまれます。大切なのは栄養、睡眠、高気圧。やる気と頭の冴えを出すにはこれらが必要です。曇りや雨の天気だとやる気が出ないんですよね……。

[◆]ジェンダー論。

 別にどうという事もないのだけれど、簡単に。

 本日の四限にはジェンダー論という、つまり社会的男女差別についての講義を取っている。雇用男女差別とか給与、昇給男女差別とか育児、家事男女差別とかあの辺りの話。僕自身はまだ社会に出てないせいか、その辺の事は感じていませんねぇ。授業中にうるさいのは男も女も一緒だ。

 それはともかく、ここで語りたいのは授業の事ではなく、授業を最前列で受けていた男子学生のことです。どうやら勉強家らしいのだが、目の前で講義をしている先生を差し置いて分厚い本を読んでいる。しかも、文字列を指でなぞりながらものすごい速度で読んでいる。何回も指先をタオルで拭いている。別に本を読むぐらいいのだが、講義中に読むなよと。
 そう言えば、別の講義で「私の話をよく聞いている学生がいたんですよ。名前も知ってて。でも、その学生の試験の答案を読むと、何もできていないんですよ。関係ない事ばかり書いてて。だからね、話を聞いているように見えても何も聞いていないこともあるんですよ」という話を思い出したりしたのですが……。

 で、それだけならいいんですが、その講義で使うDVDが不調でして、僕が機械見てたんですよ。先生は別のディスク取りに行ってしまって。そのディスクを見ると、どうやらパソコンで焼いた物らしく、DVDプレイヤーに入れるとエラーって出るんですよ。おそらくは焼く段階でエラーが起こったんだと思いますけれども。
 それで先生が戻ってきた時にふと見るとその読書学生が歩いてきて「埒があきませんか?」と言ったわけですよ。なんていうんですが、さっさと終わらせろよという雰囲気がしたわけですよ。まあ、確かに埒はあかない。用意したディスクがエラー出してるわけだし。だから、「ディスクがエラー起こしてて、」と言ったら先生に向かって「管理している人を呼んできたほうがいいですよ」と。僕の努力は無視ですか。てか、ディスクにエラーが起こってるんだから、プレイヤーの使い方分かってる人を呼んでも無駄ですよと。

 で、代わりのディスクを先生が持ってきたのでそれを見てました。読書学生は暗い中、プロジェクターの明かりを頼りに本を速読してました。読書と授業は両立できてるんでしょうか。気になるところです。

[◆]インターネット中毒は病気?

 面白い記事があった。

 朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition):「インターネット中毒は病気」 専門の治療が必須

 ふむふむ。読んでみるとなかなか面白いですね。内容はこちらでは割愛しますが、目を引くのが「インターネット中毒の危険な人の睡眠不足が七割」というところ。まあ、そもそもインターネット中毒者数が全体から見れば少ないので、全体的にみれば問題はない。しかし、自分がその危険者の中にいるとすれば大問題の話です。危険者のかなりの割合がオンラインゲーム利用者のようなので、ありがち否定もしきれない。

 つーか、問題の一つに睡眠不足が上がっているのは笑いどころです。僕も睡眠不足で頭が痛いですしね……「六時間以上寝てて何が睡眠不足か」という人、早く寝ろ。悪い事言わないから。