八月一六日、火曜日の話
八月のカレンダーをよく見れば

 八月って、実質五週間目があるんですね……(二九日〜三一日)。

[◆]レジュメが作れない

 昨日に引き続き、文書管理がどーしたファイリングシステムがこーしたというレジュメを作っています。そして、昨日の時点で一応完成した様に見せかけて、「これはまだ25%ぐらいだね〜」と言われて愕然としていました。僕達はそれで完成だと思っていたからで、それ以上何を書き足せと言うの……という感じでまた資料集めです。

 で、今日は本だけではなくインターネットを使って情報収集をしたのですが……これがかなり問題がありました。
 僕の今日の担当は「会社における文書の機能」についてまとめる事。で、グーグルで検索していったのですが、いい物が見つからず。個人趣味のページの物では話になりませんし、かといって文書整理ソフトとか出されても意味がないわけで。

 で、「文書 管理 機能」で探してたんですが、これを知った上司が「これじゃ多すぎる。文書だけで探しなさい」とか言い出すわけですよ。それを聴いた瞬間の僕はどんな顔をしていたんでしょうね。文書だけって……IT企業に務めてるくせにネットの広さと無駄な情報の多さについて考えた事すらねーのか! とその上司を疑いのまなざして見てました。心の中で。

 実際、文書でグーグル検索して見ると……「約 4,450,000 件」……( ゚д゚)ポカーン
 まあ、それでもグーグルの方で867件までに絞られていますが……それでも僕の処理能力をフル稼働させても、インデックスだけ見るにしても軽く二時間はかかります。まちがいなく途中で別のページに行ったりして寄り道しますし。全部見てられるか!

 キーワードが「文書」だけというやる気のない検索は放り出し、思いつく限りの単語を用いて絞ります。しかし、いい資料は見つからず。なんか、上司は「雑多な情報でいい。文書の歴史とかも載せて」とか言ってましたが、文書の機能を述べるのになんで歴史が必要なのか……。「文書の始まりは古代エジプトで生まれたパピルス紙に書き込まれた文書が始まりで……」とか書けとでもいうのか。一体、それ何のプロジェクト?

 大体、目の前にある文書管理マニュアルの本よりもネット上の方が情報があるっていう考えにはいささか疑問なんですよね。ネットは誰かが情報を発信して成り立っているものです。それゆえに雑多な情報が数多く、また広い。ただし、深い情報って言うのはなかなかない。特に、本が出ているような情報はないと言っていいでしょう。ネットに情報があるんなら、本を出す意味がないわけで。
 特に本は専門性を高めているものなので、こっちに必要な情報がぎゅっと絞られています。まちがいなくネットで探すよか本を読んだ方がいい。つーか、ネットで全部情報が集められるんだったら本屋はとっくに潰れとるわ!
 なんとなく、上司の威厳の理不尽さを思い知った感じです。ぜってーこの会社には就職しない。

 で、ネットで無駄な検索をし続けて時間は過ぎ、他の二人はレジュメ作りを終えていたのに僕は終わらず、協力を仰いで頑張り、やっぱネット上では資料が見つからなかったので、手元にある本を丸写ししました。具体的な推敲は明日することにします。
 ……って、たったこれだけで八時間が過ぎてしまいましたよ……時間の無駄にも程があるだろ! 八時間あったらRO手記が三日分書けるわ!

 そんな感じで本日は業務終了。明日でレジュメ作りは一通り終える予定ですが、終えられる自信はありません。てか、この調子じゃやる気が続きません。誰だネットの方が情報が多いとか言ったの。まるっきり無駄骨じゃないか。まぁ、整理されていない情報群の中で必要な情報を探すのは酷く辛い事だって事はよくよく分かりましたけれども。だからファイリングなんですよね書類整理なんですよね!

 そろそろ、ズル休みするべきですかねぇ。