八月 一日、月曜日の話
さあ、通勤だ!?

 親の言によれば、「お金もらうわけじゃないから働いてないだろ」ということらしい。社会人の意見だなぁ(^▽^;)

[◆]朝起きて……

 自分が設定した六時の目覚ましで起きて、頭の状態が非常に悪い事を感じました。そのまま、パソコンをつけてネットで会社に遅刻しないための列車は何時出発かを調べました。七時二七分?
 で、朝食を食べ、親から早く行け早くいけ、一時間四分で行ける筈がないとか初日から遅刻したらかっこ悪いとかさんざん文句を言われて家を出ました。gooで時刻表調べておけば大丈夫と言ったのはお父さんで、それを信じた僕が馬鹿だったというわけですか。

 で、電車。通勤ラッシュ。カーブに掛かれば遠心力の法則により人が動きます。潰されそうになり呼吸も圧迫されて体力が急激に消耗します。洒落になってない……。ぶっちゃけ、ここでそれを表現しようとすると時間も掛かるし文章長くなるのでやめ。あれは乗った者にしか分かるまい。

 で、両親から時間が時間がとせっつかれたせいで携帯を忘れた事もさることながら、本当に間に合うんだろうかと気が気で無くなりました。時計と睨めっこしてても電車の速度が上がるわけでもなし、どうしようもないんですけれどねー。乗っちゃった以上は。

 そうこうして八時三七分に会社の最寄駅に着き、走って会社に駆け込み、しかし社員の皆様には平然とした顔を見せて八時四五分の朝礼に間に合ったという功績を残したわけであります。親にざまーみろというために走った事は黙っておく事にします。

 第一日目のお仕事は。まずは個人情報保護法に付いての研修。僕の行かせていただいている会社はIT企業なのでその当たりに詳しく、また専門としているところです。これを徹底することが大切なのでしよう。

 次に、その会社と契約を交わしている企業、個人との契約書の有無を確認する事。600に届きそうなぐらいの契約書の束と渡されたリストを照らし合わせて契約書がある事を確認します。僕の行かせていただいている会社は現在上期と下期の転換期でいろいろと書類の整理とかあるそうです。きっとインターンシップ生は格好の労働力であるに違いないです。しかしまぁ、その辺の小学生にやらせればいいというものでもない以上、これも立派な仕事。がんばりました。

 ちなみに、インターンシップ生は僕の大学から出ている僕を含めた三人しかいません。上の契約書確認作業では僕ともう一人が作業に当たり、もう一人は何かパソコン作業をしていたようです。ただ途中、「ショートカットのをデスクトップにつくるには……」という説明があったのが気になる……。IT企業の中でパソコンの勉強を始めるのはちょっとなぁ……。

 そんなこんなで一日目終了。どうやら、思った以上に作業の速度が速いらしく、「段取りが〜」と社員の方が言われていたのが印象に残ります。

 六時を過ぎて、企業実習報告書を書いて担当者に提出。帰宅します。僕は報告書を書き始めるのが遅かったので一人残って書き上げました。他の二人、なんか早いなぁ。ていうか、一人は正午にはもう報告書を一杯まで書いていた。まだ六時間残ってるのになんで一杯になるのか。なぜ「パソコンが勉強できてよかったです」というような文章が目に付くのか。いや、もう少し大学生らしい文章を……。
 果たして、これは僕の自意識過剰なのだろうか。それならいいのだが。

 家に帰れば八時半。定期券の販売所は八時に店じまいしていたので、定期は買えませんでした。通学定期を買えればかなり交通費を抑えられるのですが。だって、一ヶ月通うわけですから四週間。二〇日分として一日千二百六十円だから二万五千二百円。しかし、定期を買えば四千三百三十円足す三百二十円かける二〇で一万七百三十円。一万四千円も浮くわけである。凄いというか社会人の人が南無い。

 家に帰ったらセクトのチェックと友人知人のページ回りをしてセクト更新で日記を書き続ける。せめても日記だけは回せるようにしなくては……。
 就寝は、十一時までにしなければ。