六月一〇日、金曜日の話
インターンシップの詳細

 うーむ、これは試練か……。

[◆]やはり、黒はいい

 本日、同じゼミの女子の一人が髪を黒く染めていた。

 キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!

 と叫びたいところなのではあるが、そこは我慢させていただく。うーむ、やはり黒髪に長髪なのですよ先生!

 まあ、茶髪なのが黒髪に変わったところで人が変わるわけでもなし、夏休みが終わったらどーせ茶髪に戻ってるだろうから一時の喜びという事でかみ締めておく事にしよう(きもい)。多分、インターンシップのやつで茶髪はダメだと言われているので、その関連だと思います。

 それはさておき、ここのところ、僕はまず外見から人を決めてかかっている事が多い事に気がついた。社会心理学では「外見が第一印象、先入観を決める手がかりとなる」というように教わっているが、それにずっぽりはまっているのであろう。まあ、この本人の自由がずいぶん認められている日本では、心の有り様が外面を決めると僕は考えている。
 茶髪の人が多いのは、おそらく最初はタレントなどの真似だったのだろう。しかし、真似をするという事は自分に自信がないという事。そして、茶髪の人が増えてくるとその中に溶け込みたいから茶髪にする人が増えてきた。これは輪の中に入っていないと不安になるということ。つまり、“弱い”
 大学生は高校生が受けているのよりも抑圧が弱く、また自己確立――同一性確立、自己統合――の真っ最中である。まあ、大学在学中に「社会では黒髪でなければならない」としっかり教育していれば、大学卒業と同時に茶髪も卒業するであろう。教育がなければ茶髪のまま自己が確立されて一生そのままになるかも知れない。

 もちろん、黒髪の人はみんな“強い”かと言えばそんな事は全くない。弱い人なんかごろごろいる。その辺りになると茶髪に合うか合わないかの選択肢で合わない、と考えた人たちなのであろう。

 僕は基本的に“強い”人を求める傾向があるので、基本的に茶髪の人に期待を抱く事は少ない。ちなみに、この期待とは雰囲気としては友達選びに似ている。自分にとって有益か無益か、である。無益な人は必要ない。で、茶髪の人は僕にとって無益っぽい人が多そうなのである。この辺りは僕の主観による判断なので、異議や反論は後で別に受付いたします。掲示板にどうぞ。

 で、話があっち行ったりこっち行ったり、喧嘩を売ってみたり夕日の海岸で叫んでみたりしていますが、言いたい事、つまり結論は「黒い長髪サイコー!」ということです。テストに出るからしっかりノートとっておきなさい。